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 作り込んだワインは見事!通常のイタリアワインを超えた脅威のワイン!
IGT Terre del Volturno Sabbie di Sopra il Bosco 2010
テッレ・デル・ヴォルトゥルノ・サッビエ・ディ・ソープラ・イル・ボスコ [2010]
品種:パッラグレッロ・ネーロ93%、カーザヴェッキア5%、アリアニコ2%
植樹:1987年
位置:標高200~230m、北西向き
土壌:表土は水はけがよい弱アルカリ性。砂82%、泥10%、粘土8%。石灰分に富む。
ステンレスタンクで浸漬・発酵。
トノー新樽、2年目樽、3年目樽で13ヵ月間。割合はそれぞれ1/3ずつ。ボトリング後、最低でも8ヶ月間落ち着かせてから出荷する。
 
畑名:ソープラ・イル・ボスコ
ソープラ・イル・ボスコ(「森の上」という意味)の名は、古くからこの畑に名付けられていたもので、土地を買った際に気づいた。周りを多くの森に囲まれていることに由来していると考えている。
美しい赤色だが、濃くはない。しかし香りをかぐと、非常に凝縮しており、リッチで多様な香りがする。口に含むと全体に広がり、後口は美しい。味わいはエレガントかつストラクチャーがしっかりとして、やわらかく、複雑味がある。
 
 

ナンニ・コペとは

 
 

醸造所解説:醸造所のある一帯は美しく澄んだ地域で、ブドウ畑と森が交互に広がり、水はけの良い砂質土壌で、斜度25%の斜面があり、一年中毎日風が吹いています。タブルノ山とマテーゼ山に近く、海岸から約30km離れ、ヴォルトゥルノ川の中流が近所を流れています。
農作業においては、ブドウ樹をよく観察しながら丁寧な農作業を行っています。ブドウ樹を一本一本登録し、剪定、キャノピーマネジメント、表土の管理、そして収穫手順に応じてブドウ畑を作業環境の異なる4つの区画に分けて、それぞれの条件に合わせて丁寧に世話をしています。全体として、人的介入を最小限に留めることを目指しています。除草剤や農薬を使わず、作業は最小限に留めます、必要に応じて部分的な土壌緑化を行います。一つ一つの房に最大限の注意を払いつつ、除葉と摘房を7月から8月にかけて実施します。最後の房の間引き作業は、収量が自然に抑えられているので控えめに行います。収穫は畝ごとに、時には一本ずつ、意図した熟し具合に従って9月末から10月中旬にかけて行います。ブドウは房ごとに選りすぐってからブレンドしますが、その際品種は区別しませんが、成熟状態はそろえています。
 
20147月 合田玲英のフィールド・ノート vol.21
 カンパニアの論客:「ワインづくりに自由を」
 
 最後に、イタリア国カンパニア州のナンニ・コペという生産者を訪問したとき、オーナーのジョヴァンニ・アシリオーネがしてくれた話をご紹介いたします。ジョヴァンニはワインジャーナリストを兼ねているだけに、ワインというものを俯瞰的な視点でもって考えていることが話していてわかります。彼は、栽培醸造にナチュラルを求めることには一定の理解を示しています。けれども、「ナチュラルワイン」という項目が、ワインの分類に入り込むことを好ましく思わず、ワイン造りにイデオロギーが持ち込まれがちな現状に強い違和感を持っています。特にナチュラルワインの生産者が、ある種の共通認識をもって他生産者の醸造法を否定するのには耐えられず、“Io odio l’ideologia!!!!!!!!”(僕はイデオロギーを嫌悪している!!!!!!!!)と言っていました。
 

 栽培におけるビオロジックやビオディナミという栽培方法に対する意見も同じで、彼は「もし僕の娘が病気になったら、迷わず抗生物質を与えるだろう。運よくこれまで、硫黄や硫酸銅で畑の中での病気に対処できているけれども、必要とあれば畑に農薬をまく。ワイン造りにおいては、栽培でも醸造でも僕は自由でなければいけない」と、言葉に熱がこもっていました。
 
 上記のことは、僕が彼にブルゴーニュの会で感じたことを話した時に、話してくれたことです。ワインを飲むときに、僕はまだどうしても余計なことを考えてしまいがちですが、ジョヴァンニがワインを造るときと同じように、自由に飲めたらと思います。
20126月 合田泰子のラシーヌ便り】
 《エレガントでフィネスに富む新たなカンパーニャ・ワインの登場》
カンパーニャのナンニ・コペ社(Giovanni Ascione) が造るSabbie di Sopra il Boscoは、見事なバランスの堂々とした存在感があります。『エスプレッソ』を始めとする重要なプレスから、高い評価を受けているのもうなずけます(L’espresso20115bottiglie Eccellenza 18/20)。発酵はステンレスタンクですが、予想をまったく超えて、ステンレス発酵の単調さは皆無。新樽とのバランスもまた見事で、樽の嫌なニュアンスが全くなく、完成度が高くて、ただただ驚愕。造り手のジョヴァンニ・アシオーネは笑顔そのもので、まっすぐ前を見据えて話す、じつに頭脳的な人物です。 フィロキセラのいない特別地域の畑では、樹齢100年を超えるカッサヴェキア種を大切に育てています。冷涼な環境の畑からエレガントでフィネスに富むワインを作りだしています。

 
Wine Shop WINEHOLIC

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