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Valdisole 

ヴァルディソーレ


Valdisole Valdisole Valdisole Valdisole
トリノで別の分野で働きながらも、ジュゼッペ・アマートはガストロノミーの世界に魅了されてきました。興味の対象は次第にワインそのものへと深く向いていき、 2015年に自分のワイナリーを持つ夢をかなえます。ワイン造りが家業ではなかったジュゼッペは、ある日 web上で売りに出されていた、 0.5ヘクタールの小さなネッビオーロの畑を目にします。後日、実際の畑を目にしたときに、ジュゼッペの心は決まりました。太陽 “ Sole ”の谷 “ Val ”という名前からも分かる通り、真南向きの斜面に植わる樹齢 60歳の畑に、彼の情熱はかきたてられました。
 ジュゼッペのワイン造りには、地域やワインそのものの歴史と、現代のナチュラルワインムーブメント、尊敬するアルザスやフリウリの生産者たちから、多くの影響を受けていることが分かりやすく見て取れます。その分かりやすさを感じさせない造りができるようになってくると、さらに面白いワインになるだろうと期待しています。現在は、ロエロの砂質土壌由来のタンニンを強く感じさせないよう、果皮成分の抽出には気を付けていますが、アルコール度数も 14%前後と、果実の成熟の感じられるワイン造りをしています。
  2019年現在トリノに住みながら、ロエロの畑とモンフェッラートにある醸造所を行き来していますが、「一刻も早く、畑中心の生活にしたいのだけどね」と、ジュゼッペは話しています。
ヴァルディソーレ / エリオス
Helios
エリオス
品種:ネッビオーロ100%
植樹:1960年代植樹
位置:300m、南向き
土壌:泥灰土、粘土、砂
イノックスタンクで20日間マセレーション
木樽で1年以上熟成
web上で売りに出ていた、耕作放棄地に植わっていた、一部自根を含む、ネッビオーロの古木の畑。この畑があったことが、ジュゼッペにとって、この谷でのブドウ栽培をする決め手となった。ギリシャ語で太陽を意味するエリオスというキュヴェ名通り、真南向きの斜面のネッビオーロで、果実をしっかりと成熟させている。
ヴァルディソーレ / アモス
Amos 
アモス 
品種:ネッビオーロ95%、アルネイズ5%
植樹:2000年代植樹
位置:300m
土壌:粘土、砂質
アカシアの樽とイノックスタンクで20日間マセレーション
木樽で1年以上熟成
アモス(ギリシャ語で砂の意)と、名付けられた通り、ロエロの砂質土壌を、彼らなりに表現した、樹齢の若いネッビオーロによる、スタンダードなロエロ・ロッソ(DOCGは取得していない)。
 
 

ヴァルディソーレとは

 
 

ワイナリー解説

ヴァルディソーレは2015年初めに、ロエロ地域内のコルネリアーノ・ダルバに、ジュゼッペ・アマートが耕作放棄された0.5haの畑を、中古不動産オンラインショップで購入したことから始まる。畑は全て、ロエロ内のヴァル・ディ・ステファーノと呼ばれる地域にある。
その畑には、アルネイズと古木のネッビオーロが植わっていて、植樹や畑を買い足したりしながら、少しずつ畑を広げている。太陽(ソーレ)の谷(ヴァル)の名の通り、南向きの斜面に植えられた、耕作するにも骨の折れそうな、斜面の畑は、ジュゼッペの情熱を掻き立てた。
家業がワイナリーではなかったジュゼッペだが、ガストロノミーの世界には常に、興味をひかれていて、趣味として料理教室へ複数通ったりもしていた。料理への興味は、ワインペアリングへの興味となり、次第にワインそのものへの興味へと深く向かっていくことになる。以前はほとんどアルコールを飲まなかったというジュゼッペ。しかし、ソムリエコースの受講をし、一度ワインの勉強を始めると、ワインの世界全体へと興味は広がり、ワインの味だけではなく、歴史や醸造についても深く掘り下げていくことになった。
ヴァルディソーレはこのようにジュゼッペの好奇心から生まれた。ワインへの強い情熱と独創的で本質的だと感じれば、どんなことにでも情熱を傾けるジュゼッペは、常に古い習慣や新しい技術を実験している。このことが彼らのワインが伝統的だと評されにくい理由にもなっている。
彼らのワインにはしばしば、予期するような「典型的」ではない色や香りがあるが、彼らにとって、その色や香りは進化し続ける哲学の表出であり、時に幻想的で、時には狂気的である。
ひとつだけ、不変的な原則があるとすれば、ブドウ畑からワイナリーまで、ワイン造りに使われる唯一の原料は葡萄であることだ。ヴァルディソーレでは、化学合成の農薬や近代醸造のあらゆる醸造補助・促進剤を使わずにナチュラルな慣習に厳密に従っている。
 
ワイナリー創業年: 2015
主要栽培品種:アルネイズ、モスカート、ネッビオーロ、フレイザ
平均生産量: 10,000/
 

オレンジワイン:トレンドか原点回帰か?(HP抄訳)

 通常の色ではないワイン。白でも赤でもなく、濃く、常識ではない色。オレンジワインを好むと好まざるとかかわらず、平静を保つことはできない。しかしそれらの色はどこからきているのだろうか?どんな物語があるのだろう?ワイン醸造技術の進化以前は、白ブドウは発酵工程時には、伝統的に赤ワインと同様にマセレーションを行ってきた。マセレーションは数日から数か月かかるが、果皮との長期的な接触が、ワインに特徴的な琥珀色を与える。マセレーションはワインに色だけではなく、ワインにとって重要な栄養素を与え、さらには質感と命を与えるのである。オレンジワインは、ワイン造りの伝統的な製法にのっとったシンプルなワインだ。品種、マセレーションの期間、そしてアンフォラ、樽やセメントなどの容器を使うことで、これらのワインは鮮烈な香りを放ち、かつ複雑な味わいになる。白ブドウでのマセレーションをするためには、葡萄は成熟し、高い品質で、介入は可能な限り最小限である必要がある。ここまで徹底してこそ、最終的に出来上がるワインが、潜在的に高品質なものとなる。


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