フランスワイン生産者地域別


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ボルドー


ボルドーのワインはかなり早い時期から国際市場で人気の高いワインでした。ワインマーケットの中心であるイギリスの力によって国際化が進んだワインです。現在では国際品種でもあるカベルネ・ソーヴィニョン、メルロー、などを主体とした品種をブレンドすることで濃厚で心に訴えかけるような魅力的なワインを造りあげていったのです。アメリカを中心とした国々ではまず最初にボルドーを見本としたワイン造りが行われたことを見ても非常に完成度の高いワインを造りあげていたことが分かります。入門者が最も分かりやすいワインの代表格でもあり、現在も国際市場で最も人気の高いワインです。

ブルゴーニュ


ブルゴーニュのワインは基本単一品種によって作られます。ボジョレー地区では赤はガメイで作られていますが、主要地域では赤はピノ・ノワール、白はシャルドネによって作られています。単一品種でここまで魅力的なワインを作ることが出来る地域は他にはないほどの優れた地域でもあります。土壌の多様性、数メートル離れただけで土壌の構成要素が異なる地域性は単一品種でありながら多様な表情を生み出す要因ともなっています。日本人が最も魅力的に感じる地域でもあり、現在では国際品種でもあるピノ・ノワール、シャルドネのお手本ともなる地域です。この2つの品種においてこの地域を越える複雑さを出せる地域はほとんどありません。人気の地域だけに土地も高く地域性だけで売れてしまうために自然派回帰の動きは遅く農薬からの脱却はあまり進んでいません。これほどまで素晴らしい地域、緩やかながら進む品質向上に期待したいですね。

コート・デュ・ローヌ


赤はグルナッシュ、シラーを中心とした品種、白はグルナッシュ・ブラン、マルサンヌ、ヴィオニエ、クレレット、ルーサンヌが代表的な品種、フランスで最も安いワインから高価なワインまで幅広く作られています。全体的に濃厚系のワインが多いのですが、熟成すると見事な姿になるワインも多く現在注目の地域の一つです。シャトーヌフ・デュ・パフ、エルミタージュ、コート・ロティー、、コンドリューなどを代表とする特級畑を擁し、熟成した姿は実に見事。ただ最近は熟成したワインが市場に出回ることは少なくリーズナブル系の秀逸なワインに人気が集中しています。伝統的にあまりちゃんとした管理をしないで楽しまれていた経緯もあるために今ひとつ印象の良くない方も多いようですが、コンディションの良いローヌのワインは素晴らしい表情をしています。

ラングドック&ルーション


この地域は昔はフランス人が普段から楽しめる様な国内向けの大量消費ワインを作っていた地域です。フランスワインが国際市場で人気を博し消費量が増えてきたことから現在では土地が安いこともありこの地域に世界中から秀逸な醸造家が集まっています。すでに多くの生産者のワインが国際市場で認められ非常に素晴らしいワインを作り出しており、全体的な品質もかなり向上しています。まだまだリーズナブルなワインが多い地域でもあり穴場的な地域です。

アルザス


アルザスはドイツの国境に接しており、ドイツ系の住民も多いこともあり葡萄品種もドイツ系の物が多くドイツ色の強いワインを作っている地域です。ドイツワインの低迷と共に今フランスで一番人気が低迷している地域です。ドイツワインとの違いは国民性の違いが明確に現れておりそこの違いが面白いところです。全体的に人気は低迷していますが、一部の生産者のワインは自然派の生産者を中心にパリなどで非常に人気の高いワインも存在しています。アルザスでしかあり得ない魅力的な個性もあり現在ドイツワインと同様復興を図っている最中とも言えるでしょう。この地域では白だけではなくピノ・ノワールを作られていますが、最近の温暖化の影響でかなり素晴らしいワインが出来はじめています。

プロヴァンス


フランスの避暑地として名高いプロヴァンス。ロゼが有名ですがこの地域のワインは非常にチャーミングで上品な酒質が特徴です。早い時期から国際的にも有名になったトレヴァロンによって素晴らしいワインが生まれる生産地として認識された経緯があります。

ロワール


現在ロワールは自然派の生産者の聖地といっても良いような存在です。サンセール、ミュスカデ、ピュイ・フュメなど聞き慣れたワインもあると思いますが、魚介系の料理との相性で有名なワインでもあります。比較的リーズナブル系で品質の高いワインが多く、赤ワインもピノ・ノワール、ガメイ品種などを中心に土着品種による個性的なワインも生まれています。

サヴォワ


サヴォワのワインは馴染みのない方も多いと思いますが、スイスやイタリアと国境を接する自然豊かな地域です。白品種が多い地域で賀最近では秀逸な生産者が現れていて実に見事なワインが作られ始めています。ビュジー・セルドンなど甘口の発泡酒でも有名。

ジュラ


サヴォワの隣に位置しサヴォワと主にフランス人が最も愛すワインが作られている地域です。最近では日本でも人気が高まり初め発売と主に完売状態のワインがあるほどです。インパクト系のワインではなく質感と表情で楽しむようなワインが多く、食と主にあるワインと言えます。一瞬高価だなと思わせるようなワインが多く、単体としてワインに感動を求める向きには向かないワインでもあります。