ジャン・タルディ


 


Domaine Jean Tardy ドメーヌ・ジャン・タルディー
ジャン・タルディーは2006年から大きな変化を見せた。その酒質の変化にあまりにも驚いたために問い合わせたところ、2006年からは息子であるギヨーム氏が主導権を取ってドメーヌのワイン造りを引き継いだと言うことだ。

以前は乾いたような樽臭さとドライな風味で私は嫌いなワインだったのだが、2006年のワインは柔らかく見事な質感でまるで違いドメーヌのようなワイン。そしてその質感は、一驚にトップドメーヌに匹敵するワインになったのだ。

最近ブルゴーニュの若手はこのように上品な質感のワインが好きなようだが、その中でも図抜けた出来映えといっても良いと思う。今後の更なる成長に期待したい。

ジャン・タルディ氏は1970年から父親から継承した畑のワインを伝統的な醸造方法でまさにブルギニヨンらしい情熱で造り続けています、ドメーヌの創業は1963年。
明るく陽気な彼と一緒にいると、誰もが元気をもらえるような大らかで堅実な人柄です。実はメオ・カミュゼが有名になったのは彼の陰の力があったからです。ジャン・タルディはメオ・カミュゼと分益耕作契約しているので、ヴォーヌ・ロマネ・ショームで生産されるぶどうの約50パーセントをメオ・カミュゼに納めています。ヴォーヌ・ロマネ・ショームやニュイ・サン・ジョルジュ・レ・ブドは分益耕作契約が継続する間(2007年まで)のみ生産されるワインです。

自分の畑で造るブドウの中から、最高のブドウだけを自家で瓶詰めしてワインにし、残りのブドウはメオ・カミュゼやジョゼフ・ドルーアン、ルイ・ジャドなど、そうそうたる造り手たちに売ってしまいます。

彼のワインはしっかりとした味わいで、ピノ・ノワールの葡萄の特徴を知り尽くしたブルゴーニュらしさを追求したスタイルといえるでしょう。ゆっくりと低温発酵をさせ芳醇で凝縮された味わいは、フィネスの長さや素晴らしいバランスにあますことなく表現されています。

1997年からは、息子のギヨーム氏(ちなみに1977年生まれ)が一緒に働き始めました。ギヨームはワインの新世界である西オーストラリアのピカルディ・ワイナリーで修行を積んだ経験があり、今は醸造責任者を任され、お父さんを追い抜く勢いです。
ギヨームはビオではないけれど畑仕事に重きを置く姿勢が強くなっていて、「自然酵母が息づく健康な土に活性化し、接ぎ木の選択、低く短い剪定と芽掻きをすることにより低収量にし、除葉をこまめにすることが自分たちにとっての最低のライン」と考えています。
この最低ラインを完遂するために畑で長時間を費やすそんな彼の働きぶりが、人々の心を突き動かしているといえるでしょう。

※ギヨーム氏の初リリースのエシェゾー VV 2002  生産量は2樽


【剪定方法】

90年代から実験的に剪定の方法を変え始めました。一般的なギュイヨでは、発芽前に入れ替え用の枝とその年に実を付ける枝をまず選びます。入れ替え用の枝には2つ、実を付ける枝に6つの芽を残していました。
新しい方法では2本の枝を選び、1本には2つ、もう1本には3つの芽を残し、果実はより凝縮された味わいになるようになりました。
ギヨームが目指す畑のあり方は、自然酵母が息づく健康な土、接ぎ木の選択、低く短い剪定と芽掻きをすることにより低収量にし、除葉をこまめにすることです。

【醸造方法】

伝統的な醸造方法で野生酵母のみで時間をかけてゆっくりと発酵、100%新樽で熟成させます。
とてもリッチで自然な凝縮感がありフィネスがエレガントなハーモニーのある味わいに仕上げています。
畑で丁寧に手をかけてぶどうを栽培していることが、ワインの味わいに確実に反映されています。


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