Menti Menti Menti Menti Menti Menti Menti
 ステーファノ・メンティは、イタリアワイン界の中軸と目される逸材である。この造り手の登場で「イタリアのナチュラルワイン界は、面目を一新した」とさえ思わせる者。 1600年代に建てられた石造りの農家を今もワイン造りに活用。建物自体が今なお呼吸しているように感じさせる。周囲の山と畑に、鷹、鷲、雉、ウサギなどが日々現れるのは、「 2001年にビオロジックに転換して以来」と、若き4代目当主ステーファノ・メンティ。 2010年からはビオディナミを採用し、 6haの自社畑を管理している。ブドウ圧搾は基本全て全房で行うのも、ステーファノの信条で、ガルガーネガ 100%の白ワインを中心に、オレンジワイン、瓶内二次発酵・澱引きなしのスパークリングも生産している。いずれも個性あふれる洗練されたナチュラルワイン。包み込むようなテクスチュア、優しくあたたかな味わいと、無類にきれいな仕上がりで、ワインはイタリア本国でも毎年リリースと同時に完売となる。
メンティ / ロンカイエ ヴィーノ・フリッツァンテ
Roncaie - vino frizzante
ロンカイエ ヴィーノ・フリッツァンテ

品種:ガルガーネガ100%
土壌:沖積土壌
ステンレスタンクかコンクリートタンクで醗酵させたのち、レチョート用の陰干ししたブドウの果汁を加える
濾過せずにボトリング
春になり暖かくなると、瓶内で二次発酵が起こり、そのまま熟成させる
亜硫酸無添加キュヴェで、瓶内二次発酵用の糖分も陰干ししたレチョート用の果汁を使う。ブドウの果汁のみからつくられた、口当たりのやわらかなスパークリングワイン。
デゴルジュマンをしていないので、澱が沈んでいるが、からめて飲むことで、より”楽しい(divertente)”な飲みごこちになる。
ロンカイエは、畑のあるガンベッラーラの土地の名称で、「森林」を意味する「Ronchi(ロンキ)」に由来している。その昔、雑木林だった場所を開拓して今の畑ができたことから名づけられた。
メンティ / ガンベッラーラ・クラッシコ リーヴァ・アルジーリア
Gambellara Classico - Riva Arsiglia
ガンベッラーラ・クラッシコ リーヴァ・アルジーリア
品種:ガルガーネガ100%
土壌:火山性土壌
ステンレスタンクかコンクリートタンクで醗酵
ステンレスタンクで1年間熟成
メンティ家が代々所有する畑。彼らの数世代前はアルシーリアと呼ばれる女性が畑の世話をしていた。日当たりのよい斜面(=Riva)の畑で、ガンベッラーラの街が一望できる。
透明感と伸びやかな酸の飲み心地を備えながらも、うまみがあり、味わい深い。
メンティ / モンテ・デル・クーカ
Monte del Cuca(orange wine)
モンテ・デル・クーカ

品種:ガルガーネガ100%
土壌:火山性土壌
ステンレスタンクもしくはセメントタンクで3~5週間マセレーション(残糖があり醗酵が続く限りは続ける)
セメントタンクで2年間熟成
(2019年VTからは一部大樽熟成)
2010年に初めて醸造。当初は、樽やテラコッタでの醸造・熟成も人から勧められて考えたが、ステンレスもしくはセメントタンクでの仕上がりを、ステーファノが気に入ったので、タンクで仕上げていた。しかし、改めて大樽での熟成にも関心が芽生え、2019VTから採用している。
メンティ / アルビーナ
Albina
アルビーナ

品種:ガルガーネガ100%
植樹:1935-1985年、樹齢平均60歳
土壌:火山性土壌
アパッシメントののち、2気圧で8時間かけて全房圧搾を行う
土着酵母によってコンクリートタンクで発酵
アルコール発酵の途中で、ワインは古いフレンチオーク樽に移され、残りのアルコール発酵とマロラクティック発酵が完了、その後フレンチオーク樽で12ヵ月間熟成
アルビーナは、亡くなったステーファノの祖母の名前。
ブドウは、ピカイオと呼ばれるベネチアの伝統製法を使用して、1700年代の塔の換気の良い乾燥室の天井梁に吊るされる。そのままブドウは約6ヵ月間乾燥(アパッシメント)。得られるモストは、収穫時の重量の約30%。
メンティ / リーヴァ・アルシーリア・コレクション
Riva Arsiglia Collection
リーヴァ・アルシーリア・コレクション

品種:ガルガーネガ100%
植樹:1935年以降、樹齢平均60歳
土壌:火山性土壌
除梗した後、圧搾
セメントタンクで野生酵母とともに醗酵、温度コントロールはしない
ステンレスタンクで澱とともに48ヵ月間以上熟成
フィルターはせず瓶詰め、少なくとも6ヵ月間以上瓶内熟成させた後リリース
"リゼルヴァ"の呼称は、VdTを造るメンティには使用が許可されていないため、『コレクション』とした。
2019年から生産開始。2019VTは樽のセレクションで、約1800本のみの生産。
メンティ / ヴィン・デ・グラーナロ (375ml)
Vin de Granaro (375ml)
ヴィン・デ・グラーナロ (375ml)
※バルサミック・スウィート・ワイン

品種:ガルガーネガほか地域の白品種
植樹:1935-1985年、樹齢平均60歳
土壌:火山性土壌
アパッシメントののち、2気圧で8時間かけて全房圧搾を行う
土着酵母によってトーストされていないオーク樽で発酵
6~10年間トーストされていないオーク樽で熟成した後、瓶詰め
フィルターなし
2004VT初醸造。(Vin Santoとして)
ブドウは、ピカイオと呼ばれるベネチアの伝統製法を使用して、1700年代の塔の換気の良い乾燥室の天井梁に吊るされる。そのままブドウは約6ヵ月間乾燥(アパッシメント)。得られるモストは、収穫時の重量の約30%。
アパッシメントと同じ塔のグラナイオ(屋根のある納屋)で醸造を行うことで、ワインは外気温の変化とともに発酵と酸化を交互に繰りかえす。それにより、バルサミコの芳香性をともなう甘口のワインに仕上がる。長期の樽熟成後、最終的に出来上がるワインは収穫時のわずか10%。
 
 

メンティとは

 
 

地域:Veneto
地区: ガンベッラーラ
造り手:Stefano Menti ステーファノ・メンティ
HomePage : http://www.giovannimenti.com 
創業年:1964
出典:生産者HP、メールのヒアリング(20128月)による
文章作成:20128月)
 

出会い:

 3月初旬にヴェネツィアのレストランで出会ったとあるワインに惹かれ、ヴェローナ近郊の造り手をヴィニタリー直前に訪ねました。17世紀の農家の作業場めいた醸造所は、ひんやりとした澄んだ空気に満たされ、建物が呼吸していることが感じられました。森の側にある畑は冷涼で、もちろん灌漑もしていません。年若き生産者が、2001年に父親と仕事をするようになってからビオロジックに転換したためか、鷹・鷲・雉・うさぎなど様々な生物がいて理想的な環境が整っています。「何故、今まで、どの試飲会にも参加しなかったのですか」と尋ねたら、「ヴィ・ナチュールの人たちとは考えがあわず、ヴィニ・ヴェーリは新しいエントリーを受け付けていなく、ヴィニタリーは参加費が高すぎて縁がなかった。けれども、今年VI VI Tが設けられ、しかも出展料が安いので、初めてヴィニタリーに参加することができた」という答えが返ってきました。  
 若さに似ず、しっかりとした考え方と理論がみごとに栽培・醸造を貫いており、それに基づいて造られる自然な醸造のワインには、優しさと芯のある確かな味わいが満ち溢れています。陽のしずむ夕方の訪問時、教会のカリオンが響く美しい村に春の訪れを感じ、幸せな思いでいっぱいになりました。イタリアの自然派ワイン界は、メンティの登場で面目を一新したといっても過言ではありません。ソアーヴェ地区の東に隣接する畑から、かくも理にかなった各種のワインを、抑えられた情熱をもって秘かに育て上げてきた、造り手ステーファノ・メンティ氏に、満腔の拍手を贈りたいと思います。      (20124月発行 『ラシーヌ便り』No.78 合田泰子)
 

ワイナリー情報:

 メンティ・ジョヴァンニは、19世紀末に設立された家族規模のワイナリーです。創業者のメンティ・ジョヴァンニ氏は、現在のオウナー(名前は同じくジョヴァンニ)の祖父にあたり、もともと自分たち家族で消費するために造っていたワインの販売をはじめました。
 現在ワイナリーは、ガンベッラーラの歴史的な地区にある7.5haのブドウ畑を管理しています。栽培されているブドウ品種は、ガルガーネガとドゥレッラです。これらのブドウから、辛口の白ワインと、陰干ししたブドウから得られる甘口の白ワインが造られています。畑の管理からボトリング、さらには発泡性ワインの醸造にいたるまでの作業はすべて、自分たちのチームで直接行われています。

 自然と地域の伝統に対して最大限の敬意を払ったうえで造られるワインは、最高のクオリティを求めたコルク栓で封をされ、エレガントに外装を整えられます。
 2007のこと、ワイナリーはISO 9001:2000の認証をうけました。これは、品質を高めていくうえで、新たな一歩を踏み出したことになります。
 長年にわたり、このワイナリーのワインはイタリアを代表するワインガイドに掲載されています。重要なイタリア国内のレストランに加え、ヨーロッパのみでなく、アメリカやアジアのインポーターや、個人顧客に購入されています。
 
栽培:
 作業はすべて、手作業で、自分たちで行っています。
 冬の剪定はステーファノとその父がすべて行い、それ以外の誰の手も借りません。ステーファノ父子は、それぞれの畑を知っていて、土壌の構成によって左右される樹勢の強弱や、それぞれの樹の樹齢、斜面の向きにあわせて、どのように剪定を行うのかを決めています。剪定を行った古い樹には、その後の植樹のため、1年経った若い樹を接ぎ木します。若木からなる小さな畑の数々は、ガンベッラーラの地で最も典型的な畑なのです。
 剪定にくわえ、冬の間には、緑肥を行います。オーガニック農法によって得られた数種の植物の種を蒔き、春の草刈期には、水分や様々な物質を土壌に残します。数年をかけ、それらの様々な物資が、土壌やブドウの樹々に有益だと認識することができました。
 また、ビオディナミのプレパラート500番である雌牛の糞をつめた雌牛の角と、501番(補足:牛の角に水晶の粉をつめたもの)も冬の間に準備を行います。
 冬の終わりには、legagioneを行い、土壌が十分に水分を含んでいれば、より生きた土壌にするため、1度か2度、プレパラート501番の処置を施します。
 ベト病からブドウ畑を守るため、銅と、含有アルコールの蜜蝋を用います。オイディウム対策としては、鉱山性の硫黄を、蛾にはバチルス・チューリンゲンシスを用います。天気予報を注意深く確認し、処置がなるべく少なくて済むようにしています。
 もし春に雨が多く降れば、プレパラート501番である水晶をつめた牛の角の処置を必要な回数だけ施します。そうすれば、ブドウの葉はより軽くなり、大気中の日光との伝達がよくなるのです。


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