The Agnes Chardonnay
クリスタルム / ・アグネス・シャルドネ
【キュヴェ】キュヴェ名「Agnes/アグネス」とは、当主ピーター・アランの曾祖母 Agnes Floyd/アグネス・フロイド にちなんで名付けられました。彼女は14歳の時に南アフリカに移民として渡ってきましたが、ケープタウンの街で最初に運転免許証を取得した女性として知られており、このキュヴェは、彼女のパワフルさとしなやかさを反映したかのような仕上がりを目指して造られています。
【品種】シャルドネ 100%
【産地】へメル・アン・アード地区と、オーバーヴァーグ地区の異なる5つの畑
【土壌】粘土質、頁岩、砂岩、水晶などバリエーションに富んでいます。
【全房使用率】100%
【発酵】プレス後少し落ち着いてから、ブルゴーニュ産の古樽(228L・500L)にて野生酵母による自然発酵
【熟成】フレンチオーク古樽(228L・500L)にて9か月間 【:新樽比率】10%
【テイスティングノート】ライムや白桃、ライチ、パパイヤなどの芳醇なフルーツのアロマに加えて、ジャスミンの花やレモングラスの香りがさらに奥行きを与えています。レモンタルトやバタースコッチ、ハチミツのような味わいが、 瑞々しくも凛とした緊張感のあるミネラルと酸を優しく包み込み、美しいフィニッシュへといざないます。2028年以降も熟成が可能で、銘醸地ウォーカー・ベイの魅力全開の仕上がりとなっています。
【評価】Tim Atkin Wine Report:93pt
【アルコール度数】13.19%
Ferrum Chardonnay
クリスタルム / フェラム・シャルドネ
【キュヴェ】ヘメル・アン・アード地区を超えてすぐに位置する
Shaw's Moutain/ショウズ・マウンテンにある
自社所有のシングル・ヴィンヤードのシャルドネ
100%キュヴェです。
【品種】シャルドネ
100%
【W.O.
】Overberg
【土壌】泥や粘土鉱物から成る堆積岩、砕けた頁岩と粘土質
【全房使用率】
100%
【醸造】収穫後プレスして一晩寝かせ、樽(
300L、
500L)にて
10か月間、野生酵母による自然発酵・熟成を行います。
【新樽比率】
20%
【テイスティングノート】アロマにはライムの葉、海苔、レモングラスの風味とともに、微かにピート香を感じることができます。
パレットは清らかな柑橘が口いっぱいに広がり、ほのかな蜂蜜が豊かな食感を伴って
口内を贅沢にコーティングしてくれます。レイヤー、そして長い余韻が印象的なワインです。
【評価】Tim Atkin MW SA Wine Special Report 2024
:93pt
【アルコール度数】
13.38%
Clay Shales Chardonnay
クリスタルム / クレイ・シェルス・シャルドネ
【キュヴェ】ヘメル・アン・アード・リッジ地区の山影の多い位置にあるシングル・ヴィンヤードのシャルドネ
100%キュヴェ。
畑の土壌が粘土質/クレイ(
clay)と、頁岩(
shale)であるボックフェルド・シェールから構成されているため、
キュヴェ名になりました。
【品種】シャルドネ
100%
【W.O.
】Hemel-en-Aarde Ridge
【土壌】泥や粘土鉱物から成る堆積岩、砕けた頁岩、粘土質
【全房使用率】
100%
【醸造】収穫後プレスして一晩寝かせ、フードル(
2600L)にて
10カ月間、野生酵母による自然発酵・熟成を行います。
【テイスティングノート】非常に複雑さが印象的なヴィンテージ。グレープフルーツと白桃のフレッシュさと、
バナナクリームパイを思わせるリッチさと深みが見事に融合した豪華なアロマ。
パレットにはマカデミアナッツやオートミールがレモンピールのニュアンスと共口内を潤します。
フルーツ感と溌溂とした豊富な酸に恵まれ、まさに単一畑のテロワールを
素直に表現したワインと言えるでしょう。
【評価】Tim Atkin MW SA Wine Special Report 2024
:96pt / Wines of the Year[Chardonnay]
【アルコール度数】
13.71%
Cuvee Whole Bunch Pinot Noir
クリスタルム / キュヴェ・ホール・バンチ・ピノ・ノワール
【キュヴェ】「キュヴェ・シネマ」と同じ畑ですが、特に日照量の多い区画で茎までしっかり熟すことができ、より全房発酵 に向いたブドウを使用しています。 2016年がファースト・ヴィンテージで今回が2回目のリリースになりますが、生産量がわずか2樽のみで割 当のため入荷の無い国もある中、優先的に日本に分けてもらった超希少キュヴェです。
【産地】ヘメル・アン・アード地区
【土壌】粘土質と頁岩
【全房使用率】100%
【発酵】野生酵母による自然発酵を促し、1日に2~3回パンチングダウンを行う
【熟成】「キュヴェ・シネマ」と同じブルゴーニュ樽使用
アルコール度数:14.0% 無清澄・無濾過
Bona Fide Pinot Noir
クリスタルム / ボナ・ファイド・ピノ・ノワール
【キュヴェ】キュヴェ名「ボナ・ファイド」とはラテン語で“信頼で結ばれた絆”という意味で、まさにこの畑の生産者である Lötter familyとの30年来の友人関係によって育まれた特別な思い入れのあるシングルヴィンヤード・キュヴェです。
【品種】ピノ・ノワール 100%
【産地】ウォーカーベイ 【土壌】しっかりした粘土質と細かい頁岩で、大きな岩がゴロゴロしています
【全房使用率】70%
【発酵】ステンレスタンクにて35日間、野生酵母による自然発酵
【熟成】ブルゴーニュ樽にて11カ月間 【新樽比率】20%
【テイスティングノート】1年間の休止期間を経て、また今年も大胆でバランスが良く、鮮烈な味わいのヴィンテージが戻ってきました。レッドチェリーやザクロ、ルバーブなどのハイトーンな果実系のアロマの層に、ダークチョコレート、ローズマリーなどのハーブ、スパイシーさとスモーキーなニュアンスが重なり、非常に表現力豊かな香りです。芳醇な果実味、わずかな塩味、そしてブラックティーのような風味を持つまだ若いタンニンが香ばしさを放ち、力強さを感じさせる記念すべき質感のある仕上がりで、非常に長い余韻が特徴的です。
【評価】Tim Atkin Wine Report:96pt
【アルコール度数】13.79%
Cuvee Cinema Pinot Noir
クリスタルム / キュヴェ・シネマ・ピノ・ノワール
【キュヴェ】ヘメル・アン・アード・リッジ地区の中でも最も涼しい風が入るシングル・ヴィンヤード・キュヴェで、
ナポレオンの生涯を描いた映画の撮影にこのブドウ畑の風景が使われたため「
Cinema/シネマ」と名付けられました。
【品種】ピノ・ノワール
100%
【W.O.
】Hemel-en-Aarde Ridge
【産地】ヘメル・アン・アード・リッジ地区
【畑立地】当地区で最も涼しい風が入る東向きの区画
【土壌】粘土質と頁岩 【全房使用率】
60%
【発酵】ステンレス製の開放槽にて
31日間、野生酵母による自然発酵
【熟成】ブルゴーニュ産の樽にて
11カ月間 【新樽比率】
25%
【テイスティングノート】活力に満ち溢れたヴィンテージです。サクランボ、野イチゴ、ザクロ、オレンジピールやムスクの香りが
鼻を抜けます。パレットにはラズベリーなどの熟した赤い果実の風味が広がり、グラスの中で
時間が経つにつれ、深い森の土っぽさが徐々に感じられてきます。
フィニッシュに溌溂としたサクランボやピンクペッパーのニュアンスが塩味と共に長い余韻となって続きます。
【評価】Tim Atkin MW SA Wine Special Report 2024
:96pt / Wines of the Year[Pinot Noir]
【アルコール度数】
14.08%
Mabalel Pinot Noir
クリスタルム / マバベル・ピノ・ノワール
【キュヴェ】ファースト・ヴィンテージは
2013年。キュヴェ名の「マバレル」は、古くから南アフリカに伝わる伝説の少女を題材にした
有名な詩に由来します。
他のピノ・ノワールのキュヴェの中で最も女性的でエレガントなタイプです。
【品種】ピノ・ノワール
100%
【W.O.
】Elandskloof
【畑名】「
Kaaimansgat」:アフリカーンス語で「ワニの隠れ家」を意味します。
【畑立地】冬になると山頂に雪を抱くほど冷涼で、険しい山岳地帯の標高
700m地点に位置し、目の前を小川が流れています。非常に冷涼な土地柄のため、茎まで充分に成熟するのは難しいため、収穫は最も遅くなります。
【全房使用率】
0%(除梗
100%)
【発酵】ステンレスタンクにて
29日間、野生酵母による自然発酵を促します。
【マセラシオン】
14日間
【熟成】ブルゴーニュ産の樽にて
11カ月間 【新樽比率】
20%
【テイスティングノート】アロマには八角、キノコ類やバラの花が生き生きと香り、パレットにはスモモ、赤スグリやプラムの
濃密な果実味、更にはルバーブやトマトの葉のニュアンスが土壌由来の深みと相まって、
ドライでスパイシーな余韻へと導いてくれます。
【評価】Tim Atkin MW SA Wine Special Report 2024
:96pt / Wines of the Year[Pinot Noir]
【アルコール度数】
13.40%
Peter Max Pinot Noir
クリスタルム / ピーター・マックス・ピノ・ノワール
【キュヴェ】キュヴェ名はファースト・ヴィンテージのためにブドウを提供してくれた2人の生産者「ピーター」と「マックス」の 名前で、現在は違う生産者のブドウを用いていますが、当時の哲学のまま大切に造られており、このマルチ・ ヴィンヤード・キュヴェの始まりを称えて名付けられています。
【畑立地】ヘメル・アン・アード地区の2つの畑、内陸の標高の高い2つの畑
【全房使用率】30%
【醸造】野生酵母による自然発酵を促し、発酵が活発な時は抽出を最小限におさえます。
【スキンコンタクト】4週間
【アロマ】花を思わせるフローラルな香りや、ラズベリーやレッドチェリー、シナモンなどエキゾチックでフルーティーな ニュアンスが非常に豊か。
【味わい】フレッシュな酸味とイチゴなどの果実味、オレンジの皮の美しい苦味が伴い、微妙な塩味がアクセントとなっ ています。スパイシーさと丸みを帯びたシルキーなタンニンのバランスが良く非常にエレガント。 2025年頃まで熟成による変化を楽しめます。
アルコール度数:13.5%
Tasting Note
Litigo Pinot Noir
クリスタルム / パリティーゴ・ピノ・ノワール
【キュヴェ】へメル・アン・アード・ヴァレーの外側にある自社畑のブドウを用いたキュヴェ。弁護士の
Eben van Wyk/イーベン・ファン・エイク氏とパートナーシップを組んで造られており、キュヴェ名の
「リティーゴ」
とは法律用語で
「議論、討議」
という意味です。
【品種】ピノ・ノワール
100%
【産地】Overberg
【自社畑】「Shaw's Mountain Vineyard
」
【全房使用率】
75%
【発酵】ステンレスタンクにて野生酵母による自然発酵
【熟成】ブルゴーニュ産の樽とハンガリー産の樽を用いて、シュールリーにて
11カ月間 《新樽》
20%
【テイスティングノート】複雑なアロマには、プラム、ドライハーブやトマトの葉のフレッシュ感に続き、サクランボや赤スグリ、
そしてほのかなスモーキーさも感じることができます。味わいは、鮮明な赤系のフルーツを追いかけるように、
サワーチェリーやダークチョコレートが口内に広がります。
フィニッシュは塩味とスパイシーさが心地よく長く、まるでまとわりつくような余韻です。
【評価】Tim Atkin MW SA Wine Special Report 2024
:96pt / Wines of the Year[Pinot Noir]
【アルコール度数】
13.71%
Paradisum
クリスタルム / パラディサム
【キュヴェ】キュヴェ名「パラディサム」とはラテン語で”天国のようなところ”という意味で、南アフリカの自然がいかに 素晴らしく、ワインを造るにはまさに天国のようなところであるという意味を込めて名付けられました。 南アフリカの多様な可能性を表現するため、毎年使用する品種やブレンド比率を変えています。 【品種】グルナッシュ50% サンソー30% シラー20%
【産地・栽培】1グルナッシュ:スワートランド :花崗岩土壌 :ビオディナミ栽培 2サンソー :スワートランド :花崗岩土壌 :ビオディナミ栽培 3シラー :ボット・リヴァー
アルコール度数:13.5%