Chassagne-Montrachet Premier Cru Les Caillerets
シャサーニュ・モンラッシェ・プルミエ・クリュ・レ・カイユレ
シャルドネ種100%。樹齢は約45年で、畑の面積は0.56haです。畑は緩やかな斜面になっており、表面は白土で覆われ、その下に粘土が堆積しています。ミネラルが豊富でごく軽い苦味もあり、酸もしっかりしていてやや鋭角な味わいのワインです。
Chassagne-Montrachet Premier Cru La Maltroie
シャサーニュ・モンラッシェ・プルミエ・クリュ・ラ・マルトロワ
シャルドネ種100%。葡萄の木の植樹は1950~60年で、所有畑の面積は約0.8ha、傾斜のほとんどない粘土石灰質で土壌が非常に深く、様々な要素を葡萄に与えます。果実味がとても豊かで酸味も柔らかく、バランス良くまろやかな飲みやすい味わいです。
Chassagne-Montrachet
シャサーニュ・モンラッシェ
シャルドネ種100%。「La Bergerie(ラ ベルジュリー)」や「 Les Voillenots Dessus(レ ヴワユノ ドゥシュ)」など7区画の葡萄を使用、葡萄の植樹は最も古い木で1960年、所有畑の面積は約1.7haになります。白い花やリンゴの香り、酸味は控えめでタッチも柔らかく、程よく甘味もあってオイリーで飲みやすい味わいです。
Chassagne-Montrachet Premier Cru Clos des Murees
シャサーニュ・モンラッシェ・プルミエ・クリュ・クロ・デ・ミュレ・モノポール
シャルドネ種100%。1級区画クロ サン ジャンも名乗れる「Les Murées(レ ミュレ)」という畑を単独所有しています。広さは約0.34ha、粘土が少なく石が多く散らばる土壌で葡萄は1971年に植樹されました。比較的暖かい早熟な畑で他の1級よりもフローラルなアロマがあり、エレガントで繊細な味わいになりやすい特徴があります。
Chassagne-Montrachet Premier Cru Morgeot
シャサーニュ・モンラッシェ・プルミエ・クリュ・モルジョ
シャルドネ種100%。所有畑の広さは約0.23haで葡萄の植樹は1956年、小石の多い粘土質土壌です。初めのうちはやや固さがありますが、豊かなミネラル旨味と苦味のある力強い味わいで熟成させると真価を発揮します。
Bourgogne Blanc
ブルゴーニュ・ブラン
シャルドネ種100%。畑の広さは約0.2haで樹齢は約30年、白亜粘土質と豊富な泥灰土壌の南東向きの区画です。醸造は他の白ワインと同様樫樽醗酵で、通常は2~3年樽のみで熟成させています。レモンコンフィのような香り、適度にオイリーでミネラル豊かな旨味、村名ほどの余韻の長さはありませんがバランス良く十分美味しい味わいです。
Chassagne-Montrachet Premier Cru La Boudriotte
シャサーニュ・モンラッシェ・プルミエ・クリュ・ラ・ブードリオット
シャルドネ種100%。所有畑の広さは約0.8haで葡萄の植樹は古いもので1945年、小石が多く散らばる木目細かい粘土質土壌の南東向きの区画になります。白い花のアロマ、繊細さと力強さのバランスが素晴らしく、ストレートでカッチリとした味わい。ガニャール ドラグランジュの1級ブードリオットとの違いはこちらのほうが樽熟期間が短く、さらに新樽率が高いことです。
Chassagne-Montrachet Premier Cru Les Vergers
シャサーニュ・モンラッシェ・プルミエ・クリュ・レ・ヴェルジェ
シャルドネ種100%。フランス語で果樹園という意味の「Les Vergers(レ ヴェルジェ)」の区画に所有する約0.71haの畑は東から南向きの緩やかな斜面の鉄分を多く含む赤土土壌で、1972年に葡萄は植えられました。葡萄の成熟が他の1級区画よりゆっくりなため、葡萄にハツラツとした酸味が良く出る畑で、オイリーさもありますが瑞々しい果実味が豊かで余韻にしっかりとした酸味を感じられる緊張感のある味わいです。
Criots Batard Montrachet Grand Cru
クリオ・バタール・モンラッシェ・グラン・クリュ
シャルドネ種100%。所有畑の広さは約0.3haで葡萄の植樹は1930年、南東向きの粘土質土壌で石が多く見られます。隣接するバタール モンラッシェよりも少し低地になるので北風の影響を受けにくく、さらに日当たりが良いので葡萄の成熟が早いのが特徴。パイナップルなどの南国果実のようなアロマ、ハツラツとした酸味と直線的な味わい、力強くもバランスの取れた味わいです。
Batard Montrachet Grand Cru
バタール・モンラッシェ・グラン・クリュ
シャルドネ種100%。所有畑の広さは約0.3haで南東向きの3つの区画に分かれており、葡萄の植樹は古いもので1930年、粘土質と砂泥が混ざりあった土壌です。白い花や甘い柑橘系果実のアロマ、肉厚な果実味と酸味、たっぷりとした旨味の余韻が長い味わいです。
Chassagne-Montrachet Premier Cru Morgeot
シャサーニュ・モンラッシェ・プルミエ・クリュ・モルジョ
ピノ ノワール種100%。モルジョはシャサーニュ モンラッシェの中でも1番大きい区画でその中に複数のlieu-ditと呼ばれる畑が混在しています。1964年に植樹された葡萄で所有面積は約0.31ha、小石が散らばる粘土質土壌の区画になります。下記の1級クロ サン ジャンよりも色調が濃く骨格がしっかりとしたタニックなタイプの味わいで、どちらかというと熟成向けのワインです。
Bourgogne Passetoutgrain
ブルゴーニュ・パストゥグラン
シャサーニュ モンラッシェ村の東にある「Les Saugeots(レ ソージョ)」という区画に樹齢約45年のピノ ノワールとガメが一緒に植えられています。葡萄の比率は各50%ずつで最初から混ぜて醸造。醸造方法は基本的に他の赤ワインと同じですが、フレッシュな果実味を活かすために新樽は使わず旧樽のみで熟成させています。色調淡くチャーミングな果実味と酸味、軽やかでバランス良く飲みやすい味わい。ブルゴーニュ ルージュ同様、ブルゴーニュ パストゥグランとしては高いレ
ベルの造りになっています。
Bourgogne Rouge
ブルゴーニュ・ルージュ
ピノ ノワール種100%。葡萄の木の樹齢は約50年で所有畑の面積は約0.9ha、白亜粘土質と泥灰質土壌が混じり合い、ヴォルネー村の「Les Longbois(レ ロンボワ)」とシャサーニュ モンラッシェ村の「La Platière(ラ プラティエール)」に畑があります。色合いはとても淡いですが、素晴らしい果実味がありストラクチャーがしっかりしていてワインの色とのギャップに驚かされます。
Chassagne-Montrachet
シャサーニュ・モンラッシェ
ピノ ノワール種100%。所有畑の面積は約1.3haで「 Les Voillenots Dessus(レ ヴワユノ ドゥシュ)」や「 Mouchottes(ムショット)」など5~6区画の葡萄を使用、葡萄の植樹は最も古いもので1938年、土壌は泥灰石灰質になります。色合いは鮮やかなルビー色で香りも高く、酸味柔らかでなめらかなタンニン、バランス良く飲みやすい味わいです。
Volnay Premier Cru Clos des Chenes
ヴォルネー・プルミエ・クリュ・クロ・ド・シェーヌ
ピノ ノワール種100%。所有畑の広さは約0.35haで隣接する1級区画「タイユピエ」同様、南東向きのとても石が多い区画で葡萄は1960年に植えられました。赤い果実のアロマ、酸とミネラルがとても豊かで最初のうちは固さもありますが、力強さとしなやかさを兼ね添えたリッチな味わいになっています。
Chassagne-Montrachet Premier Cru Clos Saint Jean
シャサーニュ・モンラッシェ・プルミエ・クリュ・クロ・サン・ジャン
ピノ ノワール種100%。葡萄の植樹は1954年で、所有畑の面積は約0.3ha、丘の中腹に位置する見晴らしの良い区画です。土壌は主に赤土の粘土質で石はあまり見られません。色合いがとても綺麗で香りもよく、果実味豊かでタンニンも柔らかくデリケートな味わいのワインです。
Pommard Premier Cru Les Rugiens
ポマール・プルミエ・クリュ・レ・リュジャン
ピノ ノワール種100%。葡萄の植樹は1985年で所有畑の面積は約0.22ha、小石の多い粘土質土壌で傾斜のある区画です。色合いは深紅でブラックベリーのような濃厚なフルーツのアロマ、タンニンも力強く、骨格のしっかりしているワインです。