デイ Dei偉大なモンテプルチアーノ デイ2 Dei偉大なモンテプルチアーノ
偉大なモンテプルチアーノ
IGT Toscana - Sancta Catharina1995
トスカーナ - サンクタ・カタリーナ 1995
オーナーのカタリーナ・デイの名を冠したワイン。
品種 : プルニョーロ・ジェンティーレ30%、カベルネ・ソーヴィニョン30%、シラー30%、プティ・ヴェルド10%
畑 : 砂礫質土壌
醸造 : ソフトプレス、28日間マセラシオン、26〜28℃に温度管理されたステンレスタンク発酵、アリ
エ産バリック(新樽)で12ヶ月熟成、ビン熟12ヶ月
色 : 濃い黒
香り : 黒く、濃い色合いの果実、チョコレートを想わせる香り。
味わい : 濃縮感があり、黒系果実、カカオ、野趣もある味わい。
 
 

デイとは

 
 

歴史

ヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチャーノは、その赫赫たる名声が16世紀の教皇庁のセラーマスターにすら記録された銘酒であり、名前が示すとおり、貴顕の人士を喜ばせるためにとっておかれ、モンテプルチャーノを制する家々からの進物にもつかわれて、イタリア全土の貴族階級から高評を博した。モンテプルチャーノで今に残る豪勢なセラーの数々は、ワイン史を縁どる審美的な飾りとしても重要であって、14世紀までさかのぼるものも多い。
 しかしながらモンテプルチャーノの経済は、19世紀末にヨーロッパで猛威を振るった、フィロキセラとオイディウム(ウドンコ病)の厄災によって大打撃を蒙った。政府の補助金が届いたときには、すでに知名度の高かったキャンティのほうが、いっそう手厚い恩恵に浴したのである。またしても、キャンティの後塵を拝したのは、モンテプルチャーノ地区が1960年代に正式にDOCの認可を要請した際のこと。認証されはしたものの、その内容たるや、ほとんどキャンティ・クラッシコの(悪しき)二番煎じであった。(品種とその構成比など、すべて!)。1960年代末におけるイタリアの農業危機が、さらに追い打ちをかけた。しかし、その歴史的個性(アイデンティティ)が合法的に裏切られはしたものの、この卓越したワインはしぶとく生き残った。それから十年も経たないうちに、その素晴らしいクオリティのゆえに、国際的な注目と名声が高まりをみせたのである。
このワインの特徴は、トスカーナワインの全景のなかでもユニークな位置をしめるもので、若くして卓抜であるのみならず、見事に熟成する能力をも備える、唯一の上質ワインなのである。素直に立ちのぼる果実味とビロードのごときまろやかさからして、ヴィーノ・ノービレを「トスカーナのポムロール」といっても差し支えなかろうし、その比類もさほど的外れではあるまい。そういうワインの実力がしからめるところとなり、1989年には新しいDOC規制に浴し、モンテプルチャーノのワインを「ロッソ・ディ・モンテプルチャーノ」の名で、収穫から一年後に瓶詰めすることが可能になった。
 

ドメーヌ解説

モンテプルチャーノDOCの中心部に位置するデイのワイナリーは、あまりにしばしば過小評価されるこのアペラシオンが生んだ、最新の宝石である。デイの畑とセラーは完全無欠なもので(セラーは今では一新されている)、本物の血統証つきヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチャーノを造っている。力強くて威厳にみちているが、その濃酵かつ優雅な温かみからして、確たる骨格の存在は隠れようがない。このワイナリーが始めて瓶詰めしたのは1985年。1993年にニッコロ・ダッフリトがワインメーカーになり、ただでさえ高いデイのワインの水準は、いちだんと上昇し、偉大な将来が約されている。
デイは、若々しいロッソ・ディ・モンテプルチャーノも、1990年から生産している。
自社畑面積:
敷地100ha、ブドウ畑38ha、そのうち31haがヴィーノ・ノービレ用の畑畑は4つにわかれる:ボッソーナ、マルティエーナ、ラ・チアルリアーナ、ラ・ピアッジャヴィーノ・ノービレの生産に最適な日照や土壌特性を備えている。
植樹率 : 4700本/ha
標高 : 300m
醸造:
デイのワインはクラシックとモダンな良さのコンビネーションが特筆される。
プルニョーロ・ジェンティーレ、カナイオーロ・ネーロ、マンモーロといった地品種を用いてヴィーノ・ノービレを生産する一方、小区画では実験的に国際品種なども植え、意欲的なワイン造りを続けている。枝の手入れ、グリーンハーベストを行いつつ、収量は平均50hl/haに抑えている。
テロワールの個性を映し出したワインを造ることと、高品質なヴィーノ・ノービレと特徴的な地品種を生かしたワイン造りを行っています。
 


ワイン

○IGT Toscana ? Bianco di Martiena  IGTトスカーナ ? ビアンコ・ディ・マルティエーナ
1973年に購入したマルティエーナという少区画。
品種 : トレッビアーノ50%、マルヴァジーア・トスカーナ40%、グレケット10%
畑 : 0.8ha、砂礫質土壌
植樹 : トレッビアーノ、マルヴァジーア・トスカーナ、グレケット 1973年
醸造 : 18〜20℃に温度管理されたステンレスタンク発酵、5〜6ヶ月熟成
年産 : 4000本
色 : わら色
香り : フルーティ、フレッシュ、リンゴ、黄色のプラム、ワイルド・フラワーを想わせる香り
味わい : フレッシュ、ミディアム・ボディ、やわらかく、ほんのりハーブ的アロマをともなった味わい


○Rosso di Montepulciano  ロッソ・ディ・モンテプルチアーノ
品種 : プルニョーロ・ジェンティーレ80%、カナイオーロ・ネーロ20%
畑 : 12ha、くだけやすい土壌、南東向き斜面
植樹 : プルニョーロ・ジェンティーレ、カナイオーロ・ネーロ 1991年
醸造 : 10〜12日間マセラシオン、温度管理されたステンレスタンク発酵、33hlのスラヴォニアン・
オークで短期熟成、ビン熟3ヶ月
年産 : 40000本
色 : 鮮やかなルビーレッド
香り : フレッシュ、フルーティ、チェリー、プラムを想わせる香り
味わい : 丸く、やわらかいテクスチャー。ミディアム・ボディで果実味とタンニンのバランスがとれて
いる。
 
○Vino Nobile di Montepulciano  ヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチアーノ
品種 : プルニョーロ・ジェンティーレ80%、カナイオーロ・ネーロ15%、マンモーロ5%
畑 : 16ha、石灰質、粘土質の混ざった土壌、南、南西向き斜面
植樹 : プルニョーロ・ジェンティーレ 1970、1995年
醸造 : 温度管理されたステンレスタンク発酵、櫂入れおよびポンピングオーバーを行う。33hlのオ
ーク樽で24ヶ月熟成、ビン熟6ヶ月
年産 : 40000本
色 : ルビーレッド〜ガーネット
香り : 伸びやかでまとまった香り。酸味のあるチェリージャム、熟した赤系果実、乾燥したスミレ、
シナモンを想わせる香り。
味わい : フルでハーモニーがとれている。素直に立ちのぼる果実味とビロードのごときまろやか
さ。
 
○IGT Toscana  Sancta Catharina  IGTトスカーナ - サンクタ・カタリーナ
オーナーのカタリーナ・デイの名を冠したワイン。
品種 : プルニョーロ・ジェンティーレ30%、カベルネ・ソーヴィニョン30%、シラー30%、プティ・ヴェ
ルド10%
畑 : 砂礫質土壌
醸造 : ソフトプレス、28日間マセラシオン、26〜28℃に温度管理されたステンレスタンク発酵、アリ
エ産バリック(新樽)で12ヶ月熟成、ビン熟12ヶ月
色 : 濃い黒
香り : 黒く、濃い色合いの果実、チョコレートを想わせる香り。
味わい : 濃縮感があり、黒系果実、カカオ、野趣もある味わい。
 
○Vino Nobile di Montepulciano Riserva - Bossona
ヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチアーノ・リゼルバ ? ボッソーナ
1964年にカタリーナの祖父が購入したワイナリーが位置するボッソーナという区画。日照と土壌、そ
して適度に風が循環する円形劇場的地形(盆地)は特に優良な区画で、この畑からリゼルバ・ボッソ
ーナが造られる。
品種 : プルニョーロ・ジェンティーレ100%
畑 : 15ha、石灰質土壌、南、南西向き斜面
植樹 : プルニョーロ・ジェンティーレ 1995年
醸造 : 28℃で温度管理されたステンレスタンクで28日間マセラシオンの後、発酵、スラヴォニアン
オークで24ヶ月熟成、ビン熟12ヶ月
年産 : 20000本
色 : ルビーレッド〜ガーネット
香り : 細やかでエレガント、リキュール漬けのブラック・チェリー、ホワイト・ペッパー、ジャム、タバ

味わい : フルボディであたたかみがある。素直に立ちのぼる果実味とビロードのごときまろやか
さ。ハーモニーがとれており、味わい深い。

 
Wine Shop WINEHOLIC

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