バローロ、バルバレスコ真の実力者
Roagna Azienda Agricola  I Paglieri

ロアーニャ・アジエンダ・アグリコーラ・イ・パリエーリ

 
 
ロアーニャ・アジエンダ・アグリコーラ・イ・パリエーリ
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ピエモンテのバローロ、バルバレスコが知名度だけで粗悪品や国際市場に向けたただ濃いワインが作られる中、ロアーニャの存在は救いと言うべきものだ。現代的で早熟なワインが増える中、ロアーニャのワインはバローロやバルバレスコ本来の姿を見失わず歴史あるワイナリーの伝統を引き継ぎながらたゆまない度量を続け現在この地域では明らかに頂点の作り手である。最近ラシーヌが輸入するようになり始めて日本でも本来の姿を確認できるようになった。以前のインポーターでは全く姿が違い、ラシーヌの試飲会でも以前のワインの印象と違い愕然としているイタリアンのソムリエが多かったのである。年間の輸入量は少なく手に入れることは人気が出ることで難しくなると思われる。ゆっくりと寝かせて本来の姿を確認していただきたい。
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ロアーニャ・アジエンダ・アグリコーラ・イ・パリエーリ / ドルチェット・ダルバ
Dolcetto d'Alba
ドルチェット・ダルバ
品種:ドルチェット100% 
ロアーニャ・アジエンダ・アグリコーラ・イ・パリエーリ / バルベーラ・ダルバ
Barbera d'Alba
バルベーラ・ダルバ
品種:バルベーラ100% 植樹:1970年ごろ 位置:南東向き、標高300m 土壌:鉄分を多く含む石灰岩、泥灰土、砂質が層になっている。 大樽で3ヵ月マセレーション 大樽で5年間熟成 バローロのピーラの区画に植わるバルベーラ。ネッビオーロの区画に植わる古木のバルベーラだが、植え代えることなく、そのままにしてある。 鋭い酸と、重厚なタンニンを惜しみなく抽出し、たっぷりと時間をかけて熟成させた。
ロアーニャ・アジエンダ・アグリコーラ・イ・パリエーリ / バルバレスコ アルベサニ
Barbaresco - Albesani VV
バルバレスコ アルベサニ
品種:ネッビオーロ100% 位置:標高約240m 土壌:粘土石灰質土壌 大樽でマセレーション 大樽で熟成 ファセットは、アジリ北西に隣接する区画。タナロ川から直線距離で約1kmと川から非常に近い距離にあるため、比較的温暖な気候が特徴。 2013VTより醸造。
ロアーニャ・アジエンダ・アグリコーラ・イ・パリエーリ / バルバレスコ ファセット
Barbaresco faset
バルバレスコ ファセット
品種:ネッビオーロ100% 位置:標高約240m 土壌:粘土石灰質土壌 大樽でマセレーション 大樽で熟成 ファセットは、アジリ北西に隣接する区画。タナロ川から直線距離で約1kmと川から非常に近い距離にあるため、比較的温暖な気候が特徴。 2013VTより醸造。
ロアーニャ・アジエンダ・アグリコーラ・イ・パリエーリ / バルバレスコ・パイエ・ヴェッキエ・ヴィーティ
Barbaresco Paje VV
バルバレスコ・パイエ・ヴェッキエ・ヴィーティ
品種:ネッビオーロ100% 植樹:1957年 位置:標高230m、南東 土壌:泥灰土に富む 大樽で3ヵ月間マセレーション 大樽で5年間熟成 パイエ・ヴェッキエ・ヴィーティは2005年頃に、樹齢の高いブドウ樹のみから畑を表現することを目的として造り始めた。通常のバルバレスコよりも、古木のみのセレクションの意味をしっかりと感じさせる、存在感がある。 一般に、バローロは男性的で、バルバレスコは女性的などといわれるが、ロアーニャの場合はバルバレスコの方が泥灰土に富んだ、土壌由来の鉱物感による骨格を備えた、男性的味わいといえる。
ロアーニャ・アジエンダ・アグリコーラ・イ・パリエーリ / バルバレスコ ガッリーナ
Barbaresco - Gallina
バルバレスコ ガッリーナ
品種:ネッビオーロ100% 位置:標高約240m 土壌:砂を多く含む粘土石灰質土壌 大樽でマセレーション 大樽で熟成 ガッリーナは、バルバレスコの中でも北側に位置するネイヴェ村の区画のひとつで、アルベサニの南に隣接する畑。 粘土石灰質土壌に含まれる砂の存在が、このワインに際立ったフィネスを与えている。 2014VTより醸造。
ロアーニャ・アジエンダ・アグリコーラ・イ・パリエーリ / バローロ・ピーラ・ヴェッキエ・ヴィーティ
Barolo Pira Vecchie Viti
バローロ・ピーラ・ヴェッキエ・ヴィーティ
品種:ネッビオーロ100% 植樹:1967~1992年 位置:標高300m、南東 土壌:鉄分を多く含む石灰岩、泥灰土、砂質が層になっている 大樽で3ヵ月間マセレーション 大樽で5年間熟成 バローロ地区の中心部、カスティリオーネ・ファレットのエリア内のピーラの区画のなかでも、樹齢が50年以上のものを選んでいる。トゥーフォとランゲで呼ばれる、石灰質の砂質土壌が特徴。一番古い樹は1937年に植樹されたとされる。 古木のみのセレクションの意味をしっかりと感じさせる、存在感がある。
ロアーニャ・アジエンダ・アグリコーラ・イ・パリエーリ / ランゲ ソレア
Langhe - Solea
ランゲ ソレア
品種:シャルドネ主体、ネッビオーロ 植樹:1988年 位置:標高300m、南東 土壌:鉄分を多く含む石灰岩、泥灰土、砂質が層になっている 大樽で醗酵 大樽で2年間熟成 香りは芳醇だが果実以外の余計な芳ばしさ無く素直。肉厚な香りに反して口当たりは流麗で、染み込むようaな味わいとまっすぐな酸を機軸にした余韻が心地よく続く。 シャルドネは、ネッビオーロの植わるピーラの区画に植えられており、ロアーニャ家がピーラの区画を購入した時に、すでに植えられていた。
ロアーニャ / バルバレスコ・クリケット・パイエ
Barbaresco Crichët Pajè
バルバレスコ・クリケット・パイエ
 <畑名 Pajè パイエ>
土壌:泥灰土に富む、特に白い泥灰土。活性石灰岩の割合が、ロアーニャの畑で最も高い
畑の標高:230m
畑の向き:南西
栽培面積:0.5ha
仕立て方法:グイヨー
品種:ネッビオーロ100%
平均樹齢(植樹年月日):60歳以上(2015年現在)
植樹密度 (本数/ha) :4000本
<醸造>
選果の場所:畑の中
マセレーションの有無:あり
マセレーション期間:80~90日
酵母の添加有無:なし(スターターを用意する)
醗酵容器:木樽(トロンコニック)
醗酵温度コントロールの有無:なし
熟成容器:木樽
熟成期間:8年
濾過:なし
清澄:なし
醗酵中の亜硫酸添加量:なし
総亜硫酸量(mg/L) :  
SO2添加のタイミングと量:ビン詰前
当キュヴェの年間生産量:1000~2000本以下
【追記】
クリケットとは“小さな丘の上部分”という意味で、ネッビオーロのようにかぜにさらされ栽培に最適と言える。
幾つかの樹はロニュアージュにより植樹されているので、自根。芽かきも一切行わない。自分でバランスを保つ。樹によってはブドウを1房もつけないものもある。
パイエの畑を1953年に買ったジョヴァンニ・ロアーニャによって、パイエの畑の中でも最良の区画が選別された。長らく特別な出来事用の家庭用なワインだったが、アルフレードが1978年に市場に出すことに決めた。
通常は午前中に収穫。<畑名 Pajè パイエ>
土壌:泥灰土に富む、特に白い泥灰土。活性石灰岩の割合が、ロアーニャの畑で最も高い
畑の標高:230m
畑の向き:南西
栽培面積:0.5ha
仕立て方法:グイヨー
品種:ネッビオーロ100%
平均樹齢(植樹年月日):60歳以上(2015年現在)
植樹密度 (本数/ha) :4000本
ロアーニャ / モンテマルツィーノ
Montemarzino 
モンテマルツィーノ
品種:ティモラッソ100% 土壌:石灰質土壌 大樽で醗酵 大樽で2年間熟成 ランゲから東に70~80㎞。ピエモンテ州とロンバルディア州の州境のトルトーナ地域の地品種ティモラッソから造られる、長期熟成タイプの白ワイン。
バローロ・ピーラ
Barolo Pira 
バローロ・ピーラ 
 <畑名 Pira ピーラ>
地域:バローロ地区、カスティリオーネ・ファッレット村
場所:ピーラ
土壌:鉄分を多く含む石灰岩、マルヌ、砂質が層になっている。
畑の標高:300m
畑の向き:南東
栽培面積:4.88ha
仕立て方法:グイヨー
品種:ネッビオーロ100%
平均樹齢(植樹年月日):25〜50年(2015年現在平均40年)
植樹密度:4000本/ha
<醸造>
選果の場所:畑の中
マセレーションの有無:あり
マセレーション期間:60〜75日
酵母の添加有無:なし(スターターを用意する)
醗酵容器:木樽(トロンコニック)
醗酵温度コントロールの有無:なし
熟成容器:木樽
熟成期間:5年
濾過:なし
清澄:なし
醗酵中の亜硫酸添加量: なし
SO2添加のタイミングと量:ビン詰前
当キュヴェの年間生産量:15000本
バルバレスコ・モンテフィーコ ヴェッキエ・ヴィーティ
Barbaresco Montefico VV
バルバレスコ・モンテフィーコ ヴェッキエ・ヴィーティ
 <畑名 Montefico モンテフィーコ >
土壌:石灰質泥灰土に富み、石灰岩も多い
畑の標高:230m
畑の向き:南東
栽培面積:0.24ha
仕立て方法:グイヨー
品種:ネッビオーロ100%
平均樹齢(植樹年月日):50年以上、100年以上の樹もある(2015年現在)
植樹密度 (本数/ha):4000本
収穫量:30hl/ha
<醸造>
選果:2回
マセレーションの有無:あり
マセレーション期間:70〜90日
酵母の添加有無:なし(スターターを用意する)
醗酵容器:木樽(トロンコニック)
醗酵温度コントロールの有無:なし
熟成容器:木樽
熟成期間:5年
濾過:なし
清澄:なし
醗酵中の亜硫酸添加量:なし
総亜硫酸量(mg/L) :   
SO2添加のタイミングと量:ビン詰前
当キュヴェの年間生産量:1000本
ロアーニャ・アジエンダ・アグリコーラ・イ・パリエーリ / バルバレスコ・アジリ ヴェッキエ・ヴィーティ
Barbaresco Asili V V 
バルバレスコ・アジリ ヴェッキエ・ヴィーティ
 <畑名 Asili アジリ  >
土壌:粘土石灰質土壌。赤みをおびた黄色砂層が少し混ざる
畑の標高:250m
畑の向き:南西
栽培面積:0.22ha
仕立て方法:グイヨー
品種:ネッビオーロ100%
平均樹齢(植樹年月日):50年以上(2015年現在)
植樹密度 (本数/ha) :4000本/ha
 <醸造>(共通)
選果の場所:畑の中
マセレーションの有無:あり
マセレーション期間:70〜90日
酵母の添加有無:なし(スターターを用意する)
醗酵容器:木樽(トロンコニック)
醗酵温度コントロールの有無:なし
熟成容器:木樽
熟成期間:5年
濾過:なし
清澄:なし
醗酵中の亜硫酸添加量: なし   
SO2添加のタイミングと量:ビン詰前
当キュヴェの年間生産量:1000本
【追記】
アジリとパイエの丘はそれぞれ隣り合っている。収穫は通常午前中に行われる。
バローロ・ピーラ・リゼルヴァ
Barolo - Pira Riserva
バローロ・ピーラ・リゼルヴァ
 <畑名 Pira ピーラ>
地域:バローロ地区、カスティリオーネ・ファッレット村
場所:ピーラ
土壌:鉄分を多く含む石灰岩、マルヌ、砂質が層になっている。
畑の標高:300m
畑の向き:南東
栽培面積:4.88ha
仕立て方法:グイヨー
品種:ネッビオーロ100%
平均樹齢(植樹年月日):25〜50年(2015年現在平均40年)
植樹密度:4000本/ha
<醸造>
選果の場所:畑の中
マセレーションの有無:あり
マセレーション期間:60〜75日
酵母の添加有無:なし(スターターを用意する)
醗酵容器:木樽(トロンコニック)
醗酵温度コントロールの有無:なし
熟成容器:木樽
熟成期間:5年
濾過:なし
清澄:なし
醗酵中の亜硫酸添加量: なし
SO2添加のタイミングと量:ビン詰前
当キュヴェの年間生産量:15000本
 
 

ロアーニャとは

 
 

歴史

・1880年 バルバレスコワインの誕生
現在のような「バルバレスコ」という格付けワインが初めてボトル詰めされたのは、1880年だと分かっている。村の歴史的な中心地で、バルバレスコワインが初めてヴィンチェンツォとローザによって造られた。
ロアーニャ家では1880年以前から、ワイン造りをしてきた。そのワインは当時から常に、長い歴史を誇るユニークなワインであるとされてきたのだが、我々のワイン造りの歴史はこの年代まで遡る。
 
・1912年 ジョヴァンニ・ロアーニャ生誕。
・1915年 マリア・カンディーダ・ロッカ・ロアーニャ誕生。
・1929年 《モンテフィーコ》パーセルの畑を購入。
・1949年 ルイジーナ・マルヴィチーノ・ロアーニャ誕生。
・1953年 ジョヴァンニとマリア・カンディーダの二人が、歴史のある《カッシーナ・パイエ》を購入。アルフレード・ロアーニャ誕生
・1958年 パイエの畑から選ばれた最上区画で醸造された、現行《クリケット・パイエ》が初めて誕生。
・1961年 ジョヴァンニ、《アジリ》地区の畑の中心部に0.22haの畑を購入。
・1971年 アルフレード、初の収穫。
・1974年~1976年 この数年の間に、区画ごとに分けた(シングル・ヴィニヤード)醸造が始まる。
・1978年 祖父ジョヴァンニの長年の選別から生まれた《クリケット・パイエ》、ロアーニャ家の最重要ワインとして初めて市場に出る。
・1979年 キュヴェ《オペラ・プリマ》、アルフレードの手により誕生。
・1981年 ルーカ・ロアーニャ誕生。
・1989年 アルフレードとルイジーナ、バローロ地域のカスティリオーネ・ファッレット城塞近傍にある、歴史的な《カッシーナ・ピーラ》を購入し、《ラ・ロッカ》と《ラ・ピーラ》の2つのバローロを醸造。徐々にラ・ピーラの地名ワインで、この地を代表させる。
・2001年 ルーカ・ロアーニャの初収穫。
・2003~2006年 セッラルンガでヴィーニャ・リオンダを有する、友人トッマーゾ・カナーレと協力し、彼の最後の4年間のワインを醸造。
・2004年 《アジリ》《モンテフィーコ》《パイエ》《ピーラ》の4シングル・ヴィニヤード・ワインを、区画別に醸造開始。
・2007年 より優れたテロワールの表現を目指し、より高い樹齢からなるブドウから、別々にViti Vechie(ヴィーティ・ヴェッキエ)を醸造開始。モンフォルテ・ダルバの歴史ある《レ・コステ》区画から、共同でワインを生産。
・2013年 バルバレスコの歴史ある区画《ファセット》から、その所有者と協力して、初醸造。
・2014年 バルバレスコ地区ネイヴェの歴史ある畑《アルベシアーニ》と《ガッリーナ》の一部を、友人=オーナーから借りて、初醸造。
 

畑について

 
栽培方法: ビオロジック(認証なし。不耕起、草刈りも行わない)
その栽培方法の開始時期:畑を所有してからずっと 
その栽培方法を適用している畑名:すべて
栽培方法の将来的な展望:このまま続けていく。
 
認証機関:なし
自社ブドウ畑面積:12ha
ブドウ畑以外の自社畑総面積: 20ha
主な仕立て方法:ギュイヨ式
仕立ての支柱の素材:木
仕立ての添え木の素材:木
堆肥:剪定時のブドウ樹の枝、刈られることのないがそのまま肥料となる。
 
◆Barbaresco/ Asili
Asiliアジリは、ピエモンテの方言(アセイ)に由来し、バルバレスコ村内に位置する歴史的なブドウ畑の一つです。
アジリは、村の南部に位置しています。 アジリにおける当社の区画は、1961年にジョヴァンニ・ロアーニャによって購入されました。
私たちのブドウ畑は0.22haあり、海抜250mの標高、南西向きにあります。 アジリでは、2本の道路によって、丘が3つのセクションに分かれています。私たちのブドウ畑のあるセクションは、まさにアジリの丘の歴史的な中央の部分に位置しています。
土壌は約7千万年前の第三紀(新生代)の期間中に形成された海底堆積物からなり、畑の全面がこの海底堆積物で覆われていました。このブドウ畑は要塞地区の隣にあり、Pajéパイエの丘に続きます。私たちのアジリの畑は、当地の典型的な白亜質粘土土壌であり、厚い砂層の脈がとおっています。ここでは、古いネッビオーロを持っています。
 
 

◆Barbaresco/ Carso
Carsoカルソは、ピエモンテの方言(コルス)に由来する、バルバレスコ村で最も古い歴史的なブドウ畑の一つです。
カルソのブドウ畑は、1950年代から私たちの家族が所有してきたもので、バルバレスコ要塞の上方に位置しています。このブドウ畑の区画は、1.10haからなり、南に面しています。
土壌は、約7千万年前の第三紀(新生代)の期間中に形成された海底堆積物からなります。
土壌の組成物は、砂や泥灰を含んでおり、ドルチェットとシャルドネがここに植えられています。
 
 
◆Barbaresco/ Montefico
Monteficoモンテフィーコは、ピエモンテの方言(mont der fi)に由来し、バルバレスコ村内の北西部分に位置する歴史的なブドウ畑の一つです。この区画は、ネイヴェ村に面する円形劇場型をした地形の、中央部分にある丘の半ばにあります。我々のブドウ畑の表面積は0.24haあり、モンテフィーコの畑は1929年に、私たち家族が購入しました。
私たちは現在所有する単一区画のなかで、もっとも長い間このブドウ畑からワインを造っています。
このブドウ畑は小さな三角形状に植えられており、海抜230mの高度で南東に面しています。
土壌は、約7千万年前の第三紀(新生代)の期間中に形成された海底堆積物からなります。
このブドウ畑は、石灰岩粘土と多量の泥灰土があるバルバレスコ村東部にあり、ここには、フィロキセラ来襲直後に植えた、ネッビオーロの古木があります。
 
 
◆Barbaresco/ Pajè
Pajéパイエは、歴史のあるブドウ畑を意味し、ピエモンテの方言に由来します。ロアーニャ家は、1953年からこのバルバレスコの歴史的な土地を所有しています。
パイエは、まさしく町の地理的な中心地にあります。このブドウ畑は南~南西に面し、土壌は石灰質泥灰土と高活性度石灰岩の含有量の割合がともに高く、とりわけCrichët Pajé クリケット・パイエの区画でその特徴が著しく表れています。
この歴史的なブドウ畑パイエは、私たちの有する畑のなかでも石灰岩が広範に集中しています。この土壌は、約7千万年前の第三紀(新生代)の期間中に形成された海底堆積物からなります。
パイエの丘は、いかにもランゲの丘らしい様相を呈しています:周囲をとりまく丘とタナロ川渓谷に面し、風から守られているため、寒い冬や暑い夏が和らげられる素晴らしい場所です。
ブドウ畑が円形劇場形で、平均標高230mという条件は、伝統的な観点ではブドウ栽培にとって完璧な環境です。
ネッビオーロはこの丘の1.83haに植えられ、円形劇場地形の底部付近には、平均樹齢50年以上のドルチェットが植わっています。
 
 
◆Barolo/Castiglione Falletto/ Pira
Piraピーラは、Castiglione Fallettoカスティリオーネ・ファッレット村に位置し、もともと数百年前、ブドウ畑と城をつなぐ私道を持っていた貴族が所有していた、歴史的なブドウ畑です。
私たちのブドウ畑は、セッラルンガ・ダルバとペルノのそばの傾斜面にあり、南東に面しています。カスティリオーネの岩が緩やかな崩壊途上にあることが、ピーラの特徴となって表れています。私たち家族は1989年にこのブドウ畑を購入しました。
カスティリオーネ・ファッレットは、バローロの格付けを有する11の村の一つで、バローロ・ゾーンの地理的な中心部に位置するため、ユニークな土壌特性があります。土壌は第三紀(新生代)の期間にさかのぼる、海底堆積物が含まれています。具体的には、私たちの土壌の地層は、バローロ・ゾーンのなかでも最古に属しており、同質の土壌を、カスティリオーネ・ファッレット、セッラルンガ・ダルバとモンフォルテ・ダルバの3つの村で見つけることができます。
岩石が風化してできたピーラのブドウ畑は、白い石灰岩、灰色泥灰土、青色泥灰土、砂など多様な地層が入り組んでいるため、鉄などのミネラルの含有量が高い。
ここは、私たちの所有するもっとも広大なブドウ畑です。私たちはブドウ畑7haのほかに、4haの森をもっています。この土地は、上部はカスティリオーネの岩によって守られ、斜面下側ではモンフォルテ・ダルバのブッシアから発する小川が縁どる、森によって守られています。この立地は、土地と土壌生命を尊重するという、私たちの考え方にとって理想的です。
ピーラには、主にネッビオーロと、少量のバルベーラおよびシャルドネが植わっています。そこには、石灰質泥灰岩「ロカ」から青石(粘土質砂岩)にいたる地質構成に応じた、6つのユニークなマイクロ区画があります。
各ブドウ樹の根は、ピーラのブドウ畑のなかで剪定後に再生されたあと、セレクション・マサルしたピーラの古樹から採り枝した苗木を植えます。
最も古い植樹は1937年にさかのぼります。現在私たちは、生物多様性を増やすために、自分たちの複数の畑の中から集めた種を実験区画に植えて、もっとも適切な苗木をみつけようとしています。
 

醸造について

 
酵母のタイプ: 
圧搾方式:空気圧式プレス(上級キュヴェはフリーランジュースのみ)
醗酵容器の素材と容量:5〜100hl
熟成容器の素材:オーク、セメント
セラー環境:バルバレスコとカスティリオーネ・ファッレットの村に、各一か所のセラーを持つ。
 どちらも斜面に建てられた半地下セラーで、バルバレスコの方は家族が代々住んでいる家の地下部分。
カスティリオーネのセラーは2010年に建設された広大なもので、ワインの醸造と熟成に最適です。


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