Radio Lazarus
ラジオ・ラザルズ
シュナン・ブラン 100%(ボトラリー)Alc. 13%
このワインは畑と同じ、ボトラリー地区の土から出来た特別なアンフォラで醸造されています。
この550Lから600L容量の“大きな壺”はイタリア製などのそれとは異なり、1200℃の高温で焼かれるためほぼ完ぺきにガラス化されています。
残念ながらここ数年続いた干ばつの二次的被害ー野生動物が水分を求めて樹木を荒らしてしまうーにより、この畑は再生不可能になり、2017年ヴィンテージが最後のラジオ・ラザルスとなってしましました。
Hemerland Vine Garden
ヘメルランド・ヴァイン・ガルデン
シュナン・ブラン 26%
シャルドネ 23%
ルーサンヌ 21%
ヴェルデーリョ 4%
マスカット 4%
(すべてへメル・アン・アルド・リッジ地区)
Alc. 13.5%
へメルランドと名付けられた畑(ヴァイン・ガーデン)はへメル・アン・アルド・リッジ地区の標高360mほどの場所に位置し、土地の特徴を表現したこのワインは、単一畑のブレンドキュヴェです。
Cartology
カルトロジー
シュナン・ブラン 87%(スカーフバーグ、ピケニルスクルーフ、パールドバーグ、ボトラリー、フォルスベイ、タイガーバーグ)
セミヨン 13%(フランシュック)
Alc.13.5%
今となっては我々のイメージ・キャラクター的存在になったワインです。ブドウは灌漑されず、最低でも樹齢30年を超えた(ほとんどは40年超え)ブッシュ・ヴァインのみから厳選します。ブドウが不出来な年には同じ畑でもカルトロジーには使用しません。
Broom Ridge
ブルーム・リッジ
【キュヴェ】パールドバーグ地区へ捧げるオマージュ的なキュヴェで、クリスが2011年から関わり「Fire by Night」としてリリースしてきた単一畑を遂に2019年に購入し、畑名とキュヴェ名を一新しました。「Broom Ridge」とはアフリカーンス語の固有名詞「Besemgoeskop」の大まかな英訳で、この地区を示す単語です。独特の風化した花崗岩に植わった古木のシュナン・ブランからは、パワフルで純粋で透明感のあるワインが生まれます。
【品種】シュナン・ブラン100%
【産地】パールドバーグ地区 【畑立地】気候は冷涼で、朝日をたっぷりと浴びる丘の上部斜面 【面積】20ha
【土壌】風化した花崗岩 【植樹】1974~1980年 【全房使用率】100%
【発酵】卵型のセメントタンクと小さな古樽にて、約1カ月間、野生酵母による自然発酵
【熟成】発酵樽のままシュールリーにて12ヶ月間熟成させた後、タンクにて細かい澱と共にさらに6カ月間寝かせます。
【テイスティングノート】これまでの「Fire by Night」と同じように、ポテンシャルが開花するまでに2~3年を要します。今はライムや若葉、エルダーフラワーや甘いハーブの香りが印象的で果実味の奥に少し神経質さを思わせる酸と塩味を感じますが、今後辛抱強く待てば必ず、マンゴーやジャスミン、バニラなどのフレーバーに妖艶なスパイスのニュアンスを伴った、リッチな印象の大輪の花を咲かせてくれるでしょう。
【年間生産量】5251本
【アルコール度数】13.0% ◆無清澄
Magnetic North
マグネティック・ノース
【品種】シュナン・ブラン100%
【産地】スカーフバーグ:ケープタウンから北へ約460km
【畑立地】南東向きの高い山の尾根 【標高】520m 【土壌】赤い粘土層の上に鉄分を豊富に含んだ砂地
【植樹】1981年、1984年 【仕立て】ブッシュヴァイン(株仕立て) 【全房使用率】100%
【発酵】12年使用の古樽(300L)にて、1ヶ月間、野生酵母による自然発酵
【熟成】発酵樽のままシュールリーにて12ヶ月間熟成させた後、タンクにて細かい澱と共にさらに6カ月間寝かせます。
【テイスティングノート】2018年、2017年の個性とは異なり、パワフルな2016年と共通点が多く、口当たりも飲みごたえにも「重さ」を感じます。アロマにはグレープフルーツの皮、熟した洋ナシや白桃、ハーブやスパイスなどのニュアンスが豊かに感じられます。味わいは密度の高い果実味、鮮やかな酸、複雑なミネラルや引き締まった印象のライムの様なフレーバーが幾重にも重なりながら、口中いっぱいに広がります。
【年間生産量】3446本
【アルコール度数】14.0% ◆無清澄
Huilkrans
ハイルクランス
【キュヴェ】2017年が初ヴィンテージですが、すでに愛好家から強い支持を受け、評論家からは『品質的に「Magnetic North」とほぼ同等である』と高く評価されています。「Magnetic North」がテノールだとすれば、「Huilkrans」は バリトンであるとも例えられており、より深くより豊かな周波数で響くキュヴェと言えるでしょう。キュヴェ名の「ハイルクランス」とはこの畑にそびえる崖の名前で、アフリカーンス語で「涙する崖」という意味です。雨が降るとまさに崖肌を涙のように雨水がつたうことで名づけられたそうですが、2017年にこの畑のオーナーのご子息が事故で不慮の死を遂げてしまったこともあり、彼へのオマージュの気持ちを込めてキュヴェ名になりました。
【品種】シュナン・ブラン100%
【産地】スカーフバーグ地区
【畑】「オウダム」:クリスは2015年からこの畑の単一キュヴェを造る構想を練っていました。
【標高】450m 【土壌】赤い粘土の上に深い赤い砂 【植樹】1974年~1989年 【灌漑】なし
【仕立て】ブッシュヴァイン(株仕立て) 【全房使用率】100%
【発酵】12年使用の古樽(300L)にて、1ヶ月間、野生酵母による自然発酵
【熟成】発酵樽のままシュールリーにて12ヶ月間熟成させた後、タンクにて細かい澱と共にさらに6カ月間寝かせます。
【テイスティングノート】アロマにはオレンジの皮や熟したリンゴ、柔らかなスパイス香とルイボスティーの茶葉、カスタードク
リームなど実に多種多様の広がりを感じます。味わいはすでにその高いポテンシャルの一部が現れており、口当
たりはふくよかで錆びたようなミネラル感が鼻腔を抜け、まるで電気柵に触れたキリンの足蹴りのような酸がパン
チを利かせています。
【年間生産量】3446本
【アルコール度数】13.5% ◆無清澄
La Colline Vineyard
ラ・コリーヌ・ヴィンヤード
セミヨン 100%
(フランシュック)
Alc. 13.5%
ラ・コリーヌの畑はユグノー派の避難民として1688年にフランシュックにたどり着いたポール・ルーの直系子孫、アントン・ルーによって所有されています。標高は310~350mで1936年にアントンの祖父によって植樹されました。ケープ地域の古い畑に残るセミヨンの特徴は、濃い果皮のセミヨンと明るい果皮を持つセミヨンが交配されており、他では見ることのできない南アフリカのユニークなワインを作ることが出来ます。
Nautical Dawn
ノーティカル・ドーン
シュナン・ブラン 100%
(フォルスベイ)
Alc. 13%
このワインはフォルスベイ地区の2つの畑のブドウから作られています。ひとつは1978年植樹の標高60m、海から4kmの畑(ルステンホフ)と、もうひとつは海から13kmは慣れた標高220mの畑(カリビブ)です。両方ともに花崗岩土壌で灌漑はされておらず南東向きの畑です。2013年に友人からルステンホフの畑を紹介された当初は標高300m以下の畑には興味がなかったのですが、それでも試してみたところ、2015年にはかけがえのないものとなりました。
Fire by Night
ファイアー・バイ・ナイト
シュナン・ブラン 100%
(パールドバーグ)
Alc. 13%
このワインはパールドバーグ地区へ捧げる叙情詩的なワインです。パールドバーグのピュアな風化した花崗岩土壌に育つシュナン・ブランの古木からは、パワフルで純粋勝つ透明感のあるワインが出来上がります。ファイアー・バイ・ナイトのブドウの樹はこの地区に1974年から1980年の間に植樹されました。2011年からこの畑に携わって来ましたが、ブドウは見事にこの山の美しさを反映してくれていると感じています。
Lost & Found
ロスト・アンド・ファウンド
【キュヴェ】今ヴィンテージのみ、ワンスオフのストローワインです。残念ながら正式な記録は残っていませんが、ブリード・リヴァー・ヴァレーに位置するこの畑は、恐らく南アフリカで最古の商業用に植樹されたブドウ畑で、使われているマスカット・オブ・アレキサンドリアは1882年に植樹されたとの記録があります。 【品種】マスカット・オブ・アレキサンドリア100% 【産地】ブリード・リヴァー・ヴァレー 【土壌】川石の上に沖積砂とローム土壌が広がる 【植樹】1882年 【醸造】木製ラックの上にブドウを広げ、2週間室外で乾燥。5日間かけて乾燥したブドウをプレスし、ステンレスタンクにて1年以上かけて醗酵。 【テイスティングノート】グラスに注ぐとまるで燃えさかる炎のような力に満ち溢れ、濃厚なアプリコットやマーマレードなどがふんだんに香り、芳醇で、しかしシルキー、妖艶な甘さと溌溂とした酸が同居する 見事な甘口ワインに仕上がっています。